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ある愚か者の場合 ドゥービーブラザーズ/Doobie Brothers - What a fool believes - 1979 [ドゥービーブラザース]





1975年、マイケル・マクドナルド加入以来3枚目、1978年末に発表され、日本でも1979年に大ヒットした「ミニット・バイ・ミニット」(Minute by Minute)からの、こちらも大ヒットしたシングル「ある愚か者の場合」(What a fool believes)。グラミー賞を受賞しております。

時代背景として既に1970年代半ばから後半、アメリカンチャートは空前のディスコブームに向かって一直線、ロックのヒット曲は非常に少なくなっており、日本でも70年代末に空前のディスコブームがやってきており、商業的に苦戦するロックバンドの中で、雑誌「ポパイ」発のLAブームの影響もあり、イーグルスと共に「ディスコのコ」たちにも人気を得ていたのが、こちらドゥービー・ブラザーズ。

まあ、ディスコで「ロングトレインランニン」が使われ続けていた効果もあると思いますし、マイケル・マクドナルド加入後、所謂AOR、まあ、R&B色強い楽曲作りも「ディスコのコ」にうけておりましたので、1971年結成のドゥービー・ブラザーズが日本で一番人気があったのは、この時期だと思われます。



しかしイーグルスがそうであったように、ドゥービー・ブラザーズも、こちらのアルバム制作時は、パトリック・シモンズ 、ジェフ・バクスター 、タイラン・ポーター 、マイケル・マクドナルド 、キース・ヌードセン 、ジョン・ハートマンと、幾度かの若干のメンバー交代があったにしろ、トム・ジョンストンがマイケル・マクドナルドに代わった程度の、それまでのファンにはお馴染みのドゥービー・ブラザーズメンバーだったのですが、アルバム、シングルの大成功後、ジェフ・バクスターとジョン・ハートマンが脱退。

後任のもう一人のギタリスト(Voも)にジョン・マクフィー 、もう一人のドラマーにチェット・マクラッケン。サックス(Key、Vo)にコーネリアス・バンプス を入れるも、今度はタイラン・ポーター が脱退。新ベーシストに名手!ウィリー・ウィークス、更に新メンバーにボビー・ラカインド(Per&Vo)を入れますが、ドゥービー・ブラザーズというより、セッションマンのグループのような違和感を以前からのファンは感じ、日本で人気絶頂期でしたが「トム・ジョンストン時代の方がドゥービーは良かった。トム・ジョンストン時代こそがドゥービー」という声も当時からあった中、なんと!そのトム・ジョンストンが、ドゥービー・ブラザーズのライブにゲストとして参加してるらしいという、以前からのファンには嬉しいニュース!、、、。

が、喜びもつかの間、キース・ヌードセンの脱退。唯一の!最初からのオリジナルメンバー、パット・シモンズが活動休止を提案。1982年、イーグルスもそうだったように、新旧のファンに支えれ人気絶頂の最中、ドゥービー・ブラザーズは解散(後に再結成、今に至る)。

ただ、イーグルスと違い、メンバー間の確執があったとは伝わっておらず、解散時も再結成後も、新旧メンバーの仲は良好だったようで、ドゥービー・ブラザーズはドゥービー・ブラザーズという音楽集団、共同体、「ドゥービー・ブラザーズファミリー」のようなグループだったと言えますね。




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