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ロングトレインランニン Long Train Running - The Doobie Brothers [ドゥービーブラザース]





日本では特に、70年代後半の世界的な空前のディスコブーム&LAブーム(雑誌ポパイの影響)&サーファーブームで、サーファーディスコなる店で使われまくった曲なので、あまりロックとか興味のない当時のディスコキッズ、ディスコクィーンでも、必ず!知ってる、とてもグルーヴィングでカッコイイ不朽の名曲ですが、発表はもっと以前、1973年のアルバム「キャプテン・アンド・ミー 」The Captain and Meからシングルカットされた曲で、発表リアルタイム実は!、日本の洋楽ヒットチャートのラジオ番組等で、がんがん使われた大ヒット曲という記憶が、管理人は全くないんですね。

わりと早くから「踊り場」ではDJが目をつけ(耳?)使っていたので、その世界では人気がありましたし、タワーオブパワーやグラハムセントラルステーションと同じ、ドゥービーブラザーズもワーナーだったので、なんと言っても情報も乏しい時代でしたから、蒼き管理人、サウンドだけ聴いて当時最新だった!黒人ニューファンクバンドだと、普通に思ってたほど、一般的には未だ当時のニューファンクがそうであったように、ドゥービーブラザーズというバンドそのものが、あまり日本では知られておらず(これは後のLAブームの頃の両巨頭、イーグルスもしかり)、ロングトレインランニンは、どーん!と爆発的に大ヒットした曲というより、「踊り場」発で深く静かに、印象的なギターカッティングやグルーヴィングなリズム等が話題になり、じわじわ口コミで浸透して人気になった曲だったと、少なくとも当時の東京の若者達の間ではそうだったと、管理人は記憶しております。



で、翌年、 1974年発表のアルバム「ドゥービー天国」What Were Once Vices Are Now Habitsからの「ブラック・ウォーター」、Black Waterが初の全米No.1を記録したせいか?、普通の洋楽好き、ロック好きの若者達にも一気に名が知れ渡り、75年の初来日時にはもう人気者になっておりましたが、この年から要のトム・ジョンストンはなんとライブを離脱(この映像のVo&Gの人です)。初来日公演に姿を表わさなかったんですね。

まあ、この後、70年代後半の空前のディスコブーム、雑誌「ポパイ」発のLAブームの最中、サーファーディスコでこの曲ががんがんに使われ大人気になってた頃は、既にトム・ジョンストンではなく、元スティーリー・ダンのマイケル・マクドナルドを中心に、サウンドも少し変わったバンドになっていたのは、ファンなら誰もが御承知の事と思いますが、リアル70年代のドゥービー・ブラザーズの日本での人気、足跡を、若い人が彼等のプロフィールに当てはめ想像するのはのは、あまり意味がないんですね(笑)。ちょっと違うんですよね、日本の場合。

で、こちらの映像&音源。再結成後同様、未だばりばりにトム・ジョンストンが活躍していた時代のソレで、間奏がレコーディング音源と違い、トム・ジョンストンのレスポールによるロックの王道!、非常にブルースロックっぽいフレーズ&サウンドのギターソロなのが、カッコイイですね。70年前後のニューロック華やかなりし頃の時代、60年代のR&Bから70年代初頭のニューファンク、ニューソウルの台頭の時代を、見事に象徴してる映像&音源だと思います。


バンドスコア ドゥービーブラザーズベスト (バンド・スコア)


バンドスコア ドゥービーブラザーズ ベスト (バンド・スコア)


The Very Best Of The Doobie Brothers

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