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ユア・シックスティーン/リンゴ・スター You're Sixteen - Ringo Starr [リンゴスター]





ザ・ビートルズ解散後の1970年代前半、ジョン・レノンやポール・マッカートニーと肩を並べるほどリンゴ・スターは大ヒットを飛ばしていたわけで、こちら元ビートルズのメンバーが、アルバム参加とはいえ、全員の名前が解散後初めて!揃った事で話題沸騰だった1973年のアルバム、「リンゴ」(Ringo)からのシングルカット、「ユア・シックスティーン」(You’re Sixteen)は、前年のジョージ・ハリスンとの競作「想い出のフォトグラフ」(Photograph)に続いて!堂々!全米1位を獲得した曲。

そしてアルバム「リンゴ」(Ringo)も又、全米1位を獲得しております。

ザ・ビートルズや当時の元ビートルズメンバーとなると、全米全英1位なんて「当たり前」の雰囲気があり、特にザ・ビートルズに関しては、むしろ、全米全英1位を獲得してない曲は何れ?ぐらい「当たり前」なわけですが、一般的に考えると全米も全英も、日本も他欧州でも打ち上げ1位を1曲でも獲得するというのは、もの凄い快挙で、巨大マーケットの全米ビルボードチャートでトップ10入りをしたら、もうその楽曲、バンド、シンガーは誉れなわけで、リンゴ・スターから元ビートルズという肩書きを外すと、やはりこれは快挙なのであります。

が!ポール・マッカートニーを抜かすと、音楽業界から身を引いた(専業主夫)ジョン・レノンは元より、ジョージ・ハリスンとリンゴ・スターのレコードセールスは70年代後半になると陰りがみえはじめ、特にリンゴ・スターは1976年に古巣EMI/アップルを離れ、アトランティック・レコードに移籍、自らのレーベル、リング・オー・レコードを設立してからの、その凋落ぶりは酷く、1977年のアルバム「ウイングズ~リンゴIV」は、ビルボードアルバムチャートで100位圏外という結果に終わり、早々に売上不振を原因に、アトランティックから契約を打ち切られてしまいます。

その後、アルコール依存症等にも陥り、リンゴ・スターが全米全英、そして日本のヒットチャートで名前と楽曲を聴く事がなくなっているので、1970年代半ば頃が思春期のまっただ中、洋楽に触れる初期衝動だった、次世代のザ・ビートルズファンのリアルな想い出に、リンゴ・スターやジョージ、ジョンの印象は乏しいので、この世代のザ・ビートルズファンは、ウイングス、ソロのポール・マッカートニー贔屓の方が、とても多いように感じますが(特に女性)、それもいたしかたない事なのだろうと、歴史を鑑み思う次第。






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