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Boz Scaggs - Lido Shuffle (HD) [ボズスキャッグス]








オハイオ州生まれ、テキサス育ち。スティーヴ・ミラーにギターを習ったボズ・スキャッグスは元々、ブルース、R&Bに触発されていたのが、この映像みていだけばわかりますね。近年、この手の黒人白人混成で演奏してる「古の方々」の映像がとても多くみられ、嬉しい限りです。

ボズが「ロウダウン」の大ヒット以降、日本でも人気になり、あのへんのアルバムに参加してたメンバーが後に、TOTOを結成したりしたので、それまで日本の和製ふぉーくと洋楽白人ロックしか聴いた事がなかった、今の(2011年)50代、40代後半の初老中高年は、実は「ロウダウン」が、ファンクビート、16ビート初体験だったりする人が、内緒にしておりますが、けっこうおりまして(爆)、、、。

まあ、所謂AOR。「全く新しい、ちょっぴり大人の音楽」的な(笑)、かなり今思うと寒いキャッチコピー、営業戦略をレコード会社というより広告屋なのかな〜?、やってたわけで、それまで当時流行りの深夜放送で和製ふぉーくや白人ロックしか体験してこなかったコが、ちょっと思春期のとっかかり「大人ぶりたい」、ちょいとデートもしようなんて色気ずいた時にボズがいたので(笑、この後、ビージーズのナイトフィーバーのディスコブームやユーミンブームの中心もこの層です)、ボズ、AORは大流行りしたわけですが、この全米3位のシングル「ロウダウン」が入ってる、アルバム部門は全米2位、76年の大ヒットアルバム「シルク・ディグリーズ」(Silk Degrees)以前のアルバムを研究すれば、ボズは純粋に、アフロアメリカン、米国黒人サウンドの求道者だとわかります。

こちらLido Shuffle の豪快なシャッフルビート、スティーヴミラーブルースバンド出身、デュアン・オールマンとの競演の、白人ブルースマン、ボズこれにありを感じますね。

「シルク・ディグリーズ」の前作、「スローダンサー」ではモータウンのかの有名なファンクブラザースのメンバー、ジェームス・ジェマーソン、ジェームス・ギャドソン、デビッド・T・ウォーカー、ワウワウ・ワトソンなんかとレコーディングしており、元々、黒人音楽信奉者だったボズが、当時、流行りの!ニューソウル、ニューファンクの影響も、普通に受けていたのでしょう。



管理人は最初このへんのアルバムを聴いた時(少し前のマーヴィン・ゲイやフィリーソウルの白人版か)が、青二才の感覚でしたが、その後、「スローダンサー」参加メンバーやボズの経歴を調べると、あながち青二才の感覚も間違ってはいなかったかな?なんて、自惚れたりもしたわけですが(笑)、その流れが「シルク・ディグリーズ」が引き継がれ、白人の後にTOTOになるメンバーが奏でた、16ビートのクールな白人ファンクナンバー「ロウダウン」の大ヒットに繋がるわけで、このへんはこの前の年、「ピックアップザピーセズ」で全米1位を獲得したスコットランドの白人ファンクバンド、アベレージ・ホワイトバンドや、この頃の同じく白人ファンクバンド、「プレイザットファンキーミュージック」のワイルド・チェリーに経緯は似てるわけで、このへんの白人ファンクが売れ出した影響が、この後のビージーズの、大ディスコブームのとっかかりになってると思っても良いでしょう。


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