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アフリカンアメリカンではない英国産のラテンロックグループだったオシビサの サンシャインディ Osibisa - Sunshine Day [オシビサ]








アフリカのバンドとか、アフリカンアメリカン系のバンドと錯覚されがちですが、こちらオシビサ、英国のバンドで、まあ、アフリカンといえばアフリカン、ガーナやナイジェリアなどの西アフリカの旧英国植民地出身の黒人ミュージシャン達によって、69年にロンドンで結成されたグループであります。

このへんの、かつて世界の5/1を支配してた大英帝国と世界地図、第二次世界大戦以前のそれと以降の英国のそれ、近代史に興味のある方、調べてみると色々と見えてくると思われます。

ある年齢以上で、オシビサ、ラテンロック、ジャズロックファン、そして当時は不良の巣窟だった踊り場に出入りしてた方ならお馴染みの、オシビサのファーストアルバム「OSIBISA/Same」の、空飛ぶ象のジャケットは、プログレの雄「イエス」も手懸けた有名なアートデザイナー、ロジャー・ディーンによるもの。

オシビサがこのアルバムでデビューした1971年頃、アメリカのサンタナが、強烈なラテンビートにロック的な手法(ブルース)を用い大ブレイク、商業的にも大成功しており、所謂「ブラスロック」、バンドに管楽器を導入するソレが人気になり、また、ニューソウル、ニューファンクもアメリカでは台頭していた時期で、オシビサって今聴くと、これを全て融合(フュージョン)したバンドだって感じますね。

かの!マイルス・デイヴィスが「ビッチェズ・ブリュー」で1969年、アフリカン・リズムとロック・ビートを取り入れておりましたし、初期の商業的にはおもわしくなかったアース・ウインド&ファイヤーも同じような事をやっていた、その同じような事をやっていたけど商業的な成功例だったのが、こちらオシビサだったと思われます。






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