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映画「ウッドストック」/Jimi Hendrix - Star Spangled Banner Live Woodstock [ジミヘンドリックス]





今や!伝説の!1969年「ウッドストック」ですが、日本では1970年になってから公開されたこの映画、大々的に当然!大ロードショーを映画会社は敢行したのですが、見事に!商業的には大コケ!(ストーンズの『ギミーシェルター』もしかり)、、、。


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勿論、一部のコアなニューロックファン達には称賛され、衝撃を与えた映画でしたし、ロック史に残る記録映画なのは間違いのない事実ですが、日本ではリアルタイム(上映には少しタイムラグがあります)ロードショーは、商業的には全く駄目、配給会社は真っ青の!大コケだったんですね。

ロードショー上映が1970年として、その時20才の若者は2011年現在、61才です。若者の皆さんが普通に生活し仕事し、回りにジミ・ヘンドリックスとウッドストックの想い出を語る61才の男女、おりますでしょうか?(汗)接するでしょうか?、、、殆どいないのが現実ではないでしょうか?それがこの映画のロードショー上映がリアルタイム、大コケした証拠です。

ところがこの記録映画、名画座で何度も何度も何年も何年も色々なロック映画と抱き合わせで上映され、その後の70年代のコアなロックキッズ達の熱い支持を受け続け「どさ回り」でロングラン上映になり、今の「伝説的映画」の立ち位置を不動のものにしたわけであります。


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更に!80年代になってレンタルビデオビジネスが確立されてからは、70年代のこうした名画座でのロングラン上映のロングランが功を奏し大ヒット商品になり、今に至ってるわけであります。

で、極めて守銭奴的、商業的な「いやらしい」考え方をすれば、ジミ・ヘンドリックスはこの「ウッドストック」出演の翌年、1970年9月18日に死亡しており、「ウッドストック」は日本では1970年7月、若者の夏、盛夏に上映されているので、もし!あと2、3ヶ月遅いジミ・ヘンドリックスが死亡した9月18日以降、ロードショーが開始されていたら、ジミ・ヘンドリックスの追悼映画として映画会社、マスメディアも大宣伝したでしょうから、もう少しマシな商業記録になったのではなかったか?、そうなれば日本のその後の「ロックの歴史」も変わっていたかもしれないなと、思ったりいたします。

なんたってこちら、「ウッドストック」でトリをつとめた不世出の!天才!ギタリスト!ジミ・ヘンドリックスは、ローリングストーン誌では2003年「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において第1位、「ギター・マガジン」誌でも2010年「ギター・マガジンが選ぶ! 史上最も偉大なギタリスト100人」でも1位に選ばた凄いギタリスト!、、、最初のロードショー上映が日本では商業的に大コケした映画「ウッドストック」。残念でなりません。

ちなみにこの映画の撮影、編集に携わったのは、1970年代に入り、フランシス・フォード・コッポラやジョージ・ルーカス、スティーヴン・スピルバーグ、ブライアン・デ・パルマといった若手監督たちと親交を深めるようになり、1976年、デ・パルマに紹介されたポール・シュレイダーの脚本を映画化した「タクシードライバー」の大ヒットで、一躍!時の人になった、マーティン・スコセッシでございます。




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