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スティーリー・ダン ブラックカウ Steely Dan - Black Cow (Song & Lyrics) [スティーリーダン]



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スティーリー・ダンの歴史において、最も商業的に成功したアルバム!1977年の「彩(エイジャ)」(Aja)のA面1曲目「Black Cow」(ブラック・カウ)。

まあ、元々、作家志望でライブを好まないスティーリー・ダンの中心人物、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーはこのアルバムの3年ほど前、メンバーのジェフ・バクスターとジム・ホッダーを解雇。ライブ活動を完全に停止しており(ジェフ・バクスターはその後、ドゥービー・ブラザーズに加入)、その後、ライブ活動を再開する時は、スティーリー・ダンというそれ以前はバンドだったのが、マイケル・マクドナルドやジェフ・ポーカロをサポートにした、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカー二人によるユニットに、スティーリー・ダンは様変わりし、ライブ活動よりスタジオ・レコーディング、良い曲、良いアルバムを作りたいドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーはトム・スコット、ラリー・カールトン、チャック・レイニー、バーナード・パーディー、スティーヴ・ガッドら名うての!ジャズ、フュージョン系のメンバーを集めるわけであります。

で、その集大成とも言えるアルバム!こちら「彩(エイジャ)」(Aja)は、数十10人に及ぶ、それら凄腕ミュージッシャンが参加しており、サクソフォーン奏者ウェイン・ショーターによるソロ、ドラマーのスティーヴ・ガッドによる巧みなドラム演奏など、ロックファンというより当時のクロスオーバー(後のフュージョン)ファン達から高く評価されたアルバムでした。

ちなみに、アルバムのジャケットに写っている女性は、日本人モデルの山口小夜子さん。

思えばスティーリー・ダンは「バンド時代から」、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカー二人+セッションミュージッシャンのユニットに変わってからも、たいていアルバム、或いはシングルカットしたシングルもヒットしているわけで、70年代を通し、1980年の「ガウチョ」(Gaucho)を最後に、実質、解散するわけですが(その20年後、「トゥー・アゲインスト・ネイチャー」(Two Against Nature)を劇的に発表しますが)安定して売れ続け、常に高い評価を得たアメリカンバンド(?)は、そうそういなかったのではなかろうか?と思ったりいたします。






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リキの電話番号 スティーリー・ダン RIKKI DON'T LOSE THAT NUMBER (1974) by Steely Dan [スティーリーダン]





1974年、スティーリー・ダンが発表したアルバム「プリッツェル・ロジック~さわやか革命~」(Pretzel Logic,)A面1曲目、シングルカットされ大ヒットしたナンバー。

スティーリー・ダンは、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの二人だけになり、後は有名スタジオミュージッシャンを起用した1977年の 「彩(エイジャ)」、1980年 の「ガウチョ」の2枚のアルバムが、折からの当時はスタジオミュージッシャンブームもあり(それがクロスオーバー、フュージョンブームに繋がります)とても有名でしたが、ギターのジェフ・バクスター(この後、ドゥービー・ブラザーズ加入)、デニー・ダイアス、ドラムにジム・ホッダー がいた、未だバンド形式だったこの頃のアルバム、楽曲も、なかなか秀逸でございます。

まあ、元々、作曲家志望で、肉体的、精神的にきついライブツアーを好んでいなかったドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの作ったスティーリー・ダンですから、アルバムデビューの頃から基本はアルバム作り、レコーディング主体のグループで、デビューアルバムからスタジオミュージッシャンの起用というのは頻繁で、こちらのアルバム「プリッツェル・ロジック~さわやか革命~」(Pretzel Logic,)もご多分にもれず、メンバー以外に、あの!エリック・クラプトンの「愛しのレイラ」のデレク&ドミノスはじめ多くのセッションをこなしていたドラマーのジム・ゴードン、この後、ボズ・スキャッグスのアルバムでも仕事をし、その後トトを結成するドラマーのジェフ・ポーカロ、キーボードのデイヴィッド・ペイチ 、イーグルスに加入する事になるベーシストのティモシー・B・シュミット等、多くのミュージッシャンが参加しております。

この多くのスタジオ・ミュージッシャンを起用するドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーのアルバム、楽曲作りのやり方は、御本人達が演奏に加わらなければ、ザ・モンキーズやモータウン・レコードと同じようなソレで、演奏に加わっているから、ある時期からブライアン・ウイルソンのザ・ビーチボーイズに近い、別段、目新しい方法論ではなく、アメリカでも日本でもよくあるやり方だったのですが、当時はスタジオミュージッシャンブームであり、情報も乏しい時代だったので、何かマジック、手品のタネを「自分だけは知ってるんだぜ」みたいに、得意になって語ってるマヌケな若者も多かったですね(笑)。

まあ、唯、このやり方をやられると、バンドメンバーは自分の存在価値に疑問を感じるようになり、ザ・ビートルズが解散間際そうだったように、ライブをやらずポール・マッカートニーが他のパートまで多重録音したりするスタジオレコーディングだけの活動になると(皆が嫌がる中、ライブをやろうと言っていたのもポールでしたが)、揉めるわけで、、、それを割り切ってる!ミュージッシャンではなくロックスター、アイドルなら良いのですが、やはりバンドとしては無理が生じるので、スティーリー・ダンが、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの二人だけになり、後は全員スタジオミュージッシャンになるのは、当然の成り行きだったかなと、、、。

というわけで、こちら凄まじい邦題のついてた(笑)アルバム「プリッツェル・ロジック~さわやか革命~」(Pretzel Logic,)は、多くの外部のミュージッシャンを起用しておりますが、バンドとして成り立っていた時代の、スティーリー・ダンの傑作アルバムでございます。






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ドゥイットアゲイン Steely Dan - Do it Again [スティーリーダン]





ニューヨーカーのドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーを中心に結成された、生粋のアメリカンバンド、スティーリー・ダンは、1972年のデビューアルバム「キャント・バイ・ア・スリル」Can't Buy A Thrillからシングルカットされたこの「ドゥ・イット・アゲイン」が、いきなり全米6位の大ヒット。スティーリー・ダンは音楽シーンで名を馳せるわけです。

バンド名はウィリアム・S・バロウズの小説「裸のランチ」に登場する男性器の張型「Steely Dan III from Yokohama」に由来。本アルバムジャケットは、通りで客を待つ売春婦の写真をコラージュしたもの。
Can't Buy a Thrill


元々、バンド結成より、キャロル・キング&ジェリー・ゴフィンやバリー・マン&シンシア・ウェイルのように作曲チームとして成功することを夢見ていたドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーは、後に二人以外は、スタジオミュージシャンという「エイジャ」、「ガウチョ」といった名盤を連発しますが、まだ結成当時のスティーリー・ダンは、普通のバンドだったわけです。バンド結成に魅力を感じていなかったら二人がバンドを結成した理由は、自分達の作った作品をとりあげてくれるシンガー、バンドがいなかったからだそうで、このお二人、非常にクールな方々とお見受けいたします。

ニューヨーカーのドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーが、ロサンゼルスに渡ったのも、ありがちなロサンゼルスに憧れを持って、バンドで一山当てたいというようなソレではなく、ニューヨークの音楽出版社に売り込むも、なかなか良い反応がなく、ゲイリー・カッツという人の紹介でやっとロサンゼルスのABCレコードに職を得たから移った、単に「仕事」で渡っただけというのも、このお二人らしいお話し。

されども思うように「仕事」にならないから、自分達の曲を披露する為にバンドを組んでいるので、後にドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの二人以外は、スタジオミュージシャンというスタイルになるのは、そもそも最初からバンド結成に意欲を持っていたわけではないので、自然の成り行きだったわけですね。

という具合にそもそもバンドに固執、熱い情熱を持っていたわけではない二人ですので、バンドの結束とか何の興味もない、自分達の作品をどうすればより良くなるか?に情熱を燃やしていたので、スタジオミュージシャンを雇い入れたり、ライブツアーを嫌がったりで、オリジナルメンバーのデヴィッド・パーマー(Vo)、ジェフ・バクスター(G)、デニー・ダイアス(G)、ジム・ホッダー(Dr)は次々脱退。後に加入するマイケル・マクドナルドと共に、ジェフ・バクスターはドゥービーブラザースに移籍、スティーリー・ダン時代以上の大活躍をするのは、当時のロック好きの方なら、誰もが御存知ですね。

まだバンドだった頃の、初期スティーリー・ダンの貴重な音源という事で、アップいたしました。


バンドスコア スティーリー・ダン ベストセレクション (バンド・スコア)


彩(エイジャ)


ベリー・ベスト・オブ・スティーリー・ダン

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