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キングクリムゾン レッド Red - King Crimson (Live in Japan) (HD) [キングクリムゾン]





デビュー以来、日本の当時のニューロックファンにもとても人気の高かったキング・クリムゾンが、このアルバムを最期に解散した(再結成しますが)1974年発表の「レッド」(Red)のタイトルナンバー。

まあ、プログレファンと一括りにするのもけっこう乱暴で、プログレファンでも、キングクリムゾン好き必ずしもピンクフロイド好きではなかったり、ピンクフロイド好き必ずしもイエス好きではない、プログレはEL&Pしか好きじゃない女性(キース・エマーソンファンなのでしょう)とか、色々居ましたから一概にプログレファンと、全員を一括りに語るのは乱暴なわけですが、しかしこれだけポップ性のない楽曲を、当時如何にプログレが人気があったとはいえ、よくぞ当時のプログレファンの若者達は支持してたもんだと、感心いたしますね(笑)。

とにかくデビューアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」以降メンバー・チェンジの激しいバンドで、1973年の「太陽と戦慄」以来、ロバート・フリップ、ジョン・ウェットン、ビル・ブラッフォードの3人が核となって活動した時期の最終作がこちらのアルバムであり、映像は再結成後のそれで、エイドリアン・ブリュー(G)、トニー・レヴィン(B)はオリジナルアルバム音源の方には参加しておりません。

が、こちらのライブ映像&音源、なかなかと思うので、こちらをアップいたしました。

リーダーのロバート・フィリップは2011年、音楽家として引退宣言してるので、フィリップの「気が変わらない限り」、1969年のレコードデビューから長い歴史をもつキングクリムゾンは終焉したと言っても良いでしょう。






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太陽と戦慄パート2 King Crimson "Larks' Tongues In Aspect Part II" [キングクリムゾン]





当サイト運営者の大好きな、かなり強力なライブ映像&音源なので、トニー・レヴィン(B)、2人目のギタリスト(兼Vo)にエイドリアン・ブリューが加入した再々結成のキングクリムゾンをアップいたしましたが、元は1972年にキングクリムゾン解散宣言をだしたロバート・フィリップなれど、イエスのドラマーだったビル・ブラッフォードに感銘をうけ、80年代にはエイジアで商業的大成功を収めるジョン・ウエットン等とキング・クリムゾンを再結成。1973年に発表されたアルバム「太陽と戦慄」(Larks' Tongues in Aspic)のB面ラストを飾った名曲。

とはいえ「太陽にほえろ」のジーパン刑事ではないですが、(なんじゃ〜?こりゃ!)。リアルタイムは、この再結成メンバーによるアルバム「太陽と戦慄」「レッド」の頃のキングクリムゾンは、蒼き少年の私には、とても難解で不思議な音楽で、こんな感想を抱き、正直よくわからない音楽でした(汗)、、、。

何が言いたいかと言えば、当時のロックシーン(ニューロック)は一応、大衆音楽であり、ポップミュージックとして多くのティーンエイジャーが耳を傾けていた世界。その蒼きオーディエンス相手に、こんな難解で不思議な音楽をミュージシャン側もレコード会社も、それなりに商売になるからとはいえ(笑)平気で提供していた歴史的事実(爆)。

プログレというジャンルもあるのかもしれませんが、ある種、ミュージッシャン側に「つき離され」、オーディエンスも「わからない自分が未熟」「わかるようにならなければいけない」と素直に真摯に思い、自分が精進しなければならないと、何度も何度も同じレコードに耳を傾けていた、1970年代初頭は、随分とミュージッシャン側が「偉かった」時代背景だったなと(笑)。

ロバート・フィリップは勿論、他のメンバーもしかりですが、ロック、特にプログレの世界でドラマー、ビル・ブラッフォードの名は永遠に語り継がれるでしょう。ワンアンドオンリーの素晴らしいドラマーでございます。




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ムーンチャイルド King Crimson - Moonchild/The Dream/The Illusion [キングクリムゾン]





キングクリムゾンの衝撃のデビューアルバム!「クリムゾン・キングの宮殿」(In The Court Of The Crimson King)の中で、シングルカットされポップチャートをあがったとかそういう曲ではないのですが、とても当時から人気の高かった「ムーンチャイルド」(Moonchild including The Dream and The Illusion)。

高額なオーディオの前で、ジャズやクラシックを聴くがごとくの、それは「儀式」であった、ニューロックの正しい聴き方に最も似合った!アルバムが、こちら「クリムゾン・キングの宮殿」ではなかったかな?な〜んて思ったりしております。

今の若い人は、こうして全編聴いてると、かったるく感じるかもしれませんが、高額なオーディオの前でかしこまって、芸術作品を!ありがたーく聴く「儀式」であった、その芸術作品がプログレでありニューロックだったのであります。



ファンの方ならご承知の通り、こちらキングクリムゾンもメンバー交代の多いバンドで、ボーカル&ベースのグレッグ・レイクはセカンドアルバム「ポセイドンのめざめ」(In The Wake Of Poseidon)後、脱退、所謂スーパーグループの1つだった、エマーソンレイク&パーマ(EL&P)に参加。80年代の「ベストヒットUSA」世代の方なら、「エイジア」のメンバーとしてご承知でしょう。

本アルバムで作曲面、演奏と多大な活躍をした、こちらも「ベストヒットUSA」世代にはフォリナーのメンバーとしてご存知の方も多いかと思われる、キーボード&サックス等のイアン・マクドナルドとドラマーのマイケル・ジャイルズが本アルバム発表後のツアー中に早くもギターのロバート・フィリップと衝突、脱退。オリジナルキングクリムゾンは、僅か1作にして終焉しています。

その後の諸々のメンバーチェンジとその、やっている音楽に根強いプログレフュージョン、ジャズロックファンがついているキングクリムゾンですが、もし!ロバート・フィリップが脱退して、イアン・マクドナルドやグレッグ・レイクがキングクリムゾンに残っていたら、案外、キングクリムゾンはエイジアやフォリナーのようなバンドになってたかも知れないですね。神のみぞ知るの「たられば」のヨタ話しですが、、、。




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1970年代初頭のプログレブームの頃の大ヒットナンバー 21世紀の精神異常者 King Crimson - 21st Century Schizoid Man Including Mirrors (studio version) [キングクリムゾン]



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クリムゾン・キングの宮殿
1968年末結成。アルバム「クリムゾン・キングの宮殿」で1969年にデビュー。アルバムA面1曲目「21世紀の精神異常者」、最近は「精神異常者」というのが何かにひっかかるようで「21世紀のスキッツォイド・マン」と表されますが、アルバム「クリムゾン・キングの宮殿」と「ポセイドンのめざめ」の2枚は70年代突入を飾る、70年代は「何かが起こる変わる」とロック好きの世界中の若者達に思わせた、大傑作アルバムと言って良いでしょう(勿論、他のクリムゾンのアルバムもしかりですが)。

ザ・ビートルズの「アビイ・ロード」をチャート1位から蹴落としたアルバムとして紹介されることが多かったですが、実際には英国チャートで3位が最高だったようで、まあ、この手の「ネタ」は今も昔も「くだらない」それが多いので、そんなものを抜きにして、ギターのロバート・フリップ、ボーカル&ベースのグレッグ・レイク、キーボードのイアン・マクドナルド、ドラムのマイケル・ジャイルズ、ピーター・シンフィールド(Words)が作りだしたキングクリムゾンの世界は、衝撃だったのですが、ファンの方は御承知の通り、とにかくこのバンド、メンバーチャンジの多いバンドで、この編成によるアルバムは、この1枚のみ、2枚目の「ポセイドンのめざめ」では、イアン・マクドナルド、グレッグ・レイク、マイケル・ジャイルズが脱退。ただし後二者は録音に参加(マクドナルドも、一部の曲では作曲者としてクレジットされている)。 

以降、ロバート・フィリップを中心に、もの凄いメンバー達により、クリムゾン結成頃の、世界的なスーパーバンド的なソレの活動を続ける事になるわけですが、脱退したグレッグ・レイクは勿論、この後、高名なエマーソンレイク&パーマを結成、イアン・マクドナルドもフォリナーを結成しており、このメンバーによるこのアルバムは、やはりロック史に残るアルバムだと思いますね〜。







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