ロッド・スチュワート ホット・レッグス Rod Stewart - Hot Legs (Official Video) [フェイセズ ロッドスチュワート]
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なかなかセクシーなPVだったので、印象に残っておりますが(笑)、それ以前からソロ契約もレコード会社と結んでいたロッド・スチュワートが1975年、在籍していたフェイセズの解散後アメリカに渡り(イギリスの重税から逃れる為)、コアなR&Bファンには今も信奉者の多いスタックス・レーベルの専属バックバンド、ブッカー・T&ザ・MG'sのスティーヴ・クロッパー(ブルースブラザーズでも有名)等、腕利きミュージッシャンを集め、同じくR&B、ジャズ、そしてクリーム、エリック・クラプトンのアルバム等を手がけたトム・ダウトのプロデュースの元、制作されたアルバム「アトランティック・クロッシング」(Atlantic Crossing)、「ナイト・オン・ザ・タウン」(A Night on the Town)が、75年、76年に連続大ヒット!。
シングルカットされた「セイリング」(Sailing)、「今夜きめよう」(Tonight's the Night (Gonna Be Alright))も大ヒット(今夜きめようは全米8週1位)。乗りに乗っていたロッド・スチュワートが1977 年に放った、こちらはアルバム「明日へのキック・オフ」(Foot Loose & Fancy Free)のA面1曲目を飾った「ホット・レッグス」(Hot Legs)。
この頃からロッドは自身のレギュラーバンドを率いており、ドラムにはジェフ・ベックが第一期ジェフ・ベックグループ時代のロッド・スチュワートをボーカルにしたバンドを作ろうとするも、ロッドに断られ、結局、ベックボガード&アピス(BB&A)になった、そのBB&AのA、カーマイン・アピスが加わり、べースには同じくジェフ・ベックがBB&A崩壊後制作、ギターインストアルバムとしては記録的な、爆発的大ヒットになったアルバム「ギター殺人者の凱旋」(ブロウ・バイ・ブロウ。Blow by Blow)で演奏していたフィル・チェン。
ジェフ・ベック絡みが3人揃っていた事もあり、当時の日本では「ロックファン=ギタリストファン」が主流でしたので、この当時のロッドと彼のバンドは、とてもロックキッズ、ギターキッズに注目されており、このアルバムはとても売れたと記憶しております。
ロッド・スチュワートが日本で、ロックキッズ、ギターキッズのみならず一般的に知られるようになるのは、空前のディスコブームに突入した時期、1978年のこの次のアルバム「スーパースターはブロンドがお好き」(Blondes Have More Fun)収録の「アイム・セクシー」(Da Ya Think I'm Sexy?)のバカ売れからで、それ以前からロックキッズ、ギターキッズには根強い人気を誇っていたロッド・スチュワートなれど、彼のソロアルバムはアメリカ、イギリスと違い、日本のオリコンチャートのトップ20入りするほど売れた事は、それまで実は!全くなかったんですね(全英、北欧国で1位、全米で2位だった「ナイト・オン・ザ・タウン」(A Night on the Town)は日本では最高位70位)。
こちらホット・レッグス」(Hot Legs)収録の「明日へのキック・オフ」(Foot Loose & Fancy Free)が初めて!オリコントップ20入りし、そして「スーパースターはブロンドがお好き」(Blondes Have More Fun)では、並みいる!日本の歌謡芸能の世界の方々を押しのけ!堂々オリコン2位という、驚異的な売れ方をし、それまでのロックキッズ、ギターキッズだけでなく、日本全国津々浦々まで!ロッド・スチュワートは名を知らしめるようになったのでありました。