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ザ・バンド ザ・ウェイト THE BAND / THE WEIGHT (1969.Woodstock Festival) [バンド]





イギリスはリバプールのザ・ビートルズが、大旋風をアメリカで巻き起こした1964年、グループ名をザ・ホークスからリヴォン&ザ・ホークスに変え、カナダとアメリカで地道にライブ活動をしていたそうで、そんな彼等をスカウトしたのが、ボブ・ディランのマネージャーのアルバート・グロスマン。

わりと有名なボブ・ディランがアコースティックギター1本から、エレキバンドをバックに従えサウンドが変革したという事で、電気楽器、エレキを嫌うコアなフォークファンからは大ブーイングをくらったという逸話のある、その当事者がこちらリヴォン&ザ・ホークス。後のザ・バンドなわけですね。

1968年、バンド名をザ・バンドとし、アルバム「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」(Music From Big Pink)で遂にザ・バンドはレコードデビュー。1968年と言えば正に!ヒッピーフラワームーブメント、サイケの全盛時代。その時代の空気に背を向けた、本来のR&Rの元祖の志向である、ブルースやR&B、ゴスペルなどの黒人音楽と、カントリーやトラデイショナルソングなどの白人音楽とを融合させたサウンドを作り上げたザ・バンドのこのアルバムを聴き、当時カリスマ人気のあった!クリームのエリック・クラプトンが、クリームを辞めたくなった原因の1つという逸話も「伝説」として残っており、エリック・クラプトンのソロになってからの音楽趣向を鑑みると、そのきっかけは、やはりザ・バンドだったのかな?と思ったりいたしますね。

当サイト運営者が、こちらザ・ウエイト(The Weight)を初めて耳にしたのは、新宿文化で観た映画「イージーライダー」で、映画ではザ・バンドの曲が使われていたのに、少年のボクがなけなしの金を叩いて勝った(笑)「イージーライダー」のサントラ盤のザ・ウエイト(The Weight)は、スミスという人のヴァージョンが挿入されていて、まあ、契約の問題だなんだ色々あったらしいのですが、大人の世界はよーわからんと、蒼きボクは思ったものでした(笑)。





1970年になって日本でも上映された、かの!有名なウッドストックフェスティバルの映画でも、ザ・バンドの演奏シーンは、多くのミュージッシャン、グループ同様、導入されなかったので、今のようにYouTubeやレンタルDVDも世の中に存在していなかった時代!結局、動くザ・バンドを観たのは、1978年、日本でも上映された彼等の解散ライブをマーティン・スコセッシ監督が映画にした、「ラストワルツ」 (The Last Waltz) でしたね。

そう思うと、つくずく!凄い時代になったものだと、おっさんは感慨に耽りまする、、、。






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