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エアロスミス ドリーム・オン(Dream On) [エアロスミス]





1973年のエアロスミスのデビューアルバム「野獣生誕」(Aerosmith)収録の「ドリーム・オン」(Dream On)。

今でこそロックレジェンド、老舗ロックバンドのエアロスミスですが、デビュー当事はアメリカ、イギリスで酷評、嘲笑され(ザ・ローリング・ストーンズ、ヤードバーズの物まね扱い)、日本では「野獣生誕」(Aerosmith)は発売もされていなかったわけで、日本でのエアロスミスのデビューアルバムは翌1974年のセカンドアルバム「飛べ!エアロスミス」(Get Your Wings)であり、まあ、このへんはその10年前のザ・ビートルズも似たようなもので、日本でのザ・ビートルズのデビューアルバムは、アメリカキャピタルレコードの編集アルバム「ミート・ザ・ビートルズ」であり、公式デビューアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」「ウィズ・ザ・ビートルズ」はリアルタイム、日本では発売されてなかったわけで(後に発売されますが)、よくある話し。

それでも日本でのデビューアルバム、エアロスミスにとってのセカンドアルバムの「飛べ!エアロスミス」(Get Your Wings)も全く売れず、相変わらず音楽評論は酷評、嘲笑の雨あられだったわけで、日本でエアロスミスがそれなりに少しは評価されるようになるのは、かの!有名な、音楽、ロックに興味のない方でもTV「踊るさんま御殿」で使用されてるので聴き覚えがある、「お説教」(Walk This Way 、ウォーク・ディス・ウェイ)収録の、1975年のサードアルバム「闇夜のヘヴィ・ロック」(Toys In The Attic)から。

「お説教」(Walk This Way 、ウォーク・ディス・ウェイ)はエアロ・スミス初の!全米トップ20入りするヒットになり、そして再シングル発売されたこちら「ドリーム・オン」(Dream On)が相乗効果で
翌1976年、何と!全米6位までかけあがる大ヒットになり(デビュー当事は全く売れてません)、日本は当事未だ歌謡史的に残る空前の和製ふぉーくブームを引きずっていた時期だった事もあり、ファンクロックの「お説教」(Walk This Way 、ウォーク・ディス・ウェイ)より、情緒的な!「ドリーム・オン」(Dream On)が好まれ、この曲から!日本ではエアロスミスが人気者になったと、言っても良いと思われます。時は1976年。



で!若い人には皆「爺婆」「おっさん、おばちゃん」に見えるであろう層でも、1970年前後のニューロックファンと、1976年以降のロックファンでは、1時代異なるほどの隔たりがあるので、70年代を代表する老舗バンドとエアロスミスが言われても、1970年前後のニューロックファン層には案外、エロロスミスに思い入れのある人は少なく、1976年頃から音楽雑誌「ミュージックライフ」が、大人気だったベイシティ・ローラーズを中心に、エアロスミス、キッス、クィーンを強烈にプッシュしだし、新ロック御三家的に扱いだしてから、洋楽、ロックが思春期ど真ん中だった、初体験だった層とは(元はベイシティ・ローラーズのグラビア、記事目当てだった女のコ達含め)、僅か数才の違いでも、洋楽、ロックに対するソレは相当!異なる、大きなジェネレーションギャップがあるわけであります。

が、1980年代に商業的に最も!ロックが売れた時代、1980年代後半のバンドブームの主役だったのは、ニューロックファン層ではなく、この1976年あたりが中高生時代だった次世代のロックファンでしたから、そのとっかかりになったエアロスミス、キッス、クィーンの思い入れ、或いは主に女性ですがベイシティ・ローラーズへの思い入れというのは、かなり強いと思われます。

ちなみに、このデビューアルバムのB面ラストには、ザ・ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズがカヴァーし歌っていた、ルーファス・トーマスの「ウォーキン・ザ・ドッグ」( Walkin' The Dog)をエアロスミスも演奏、収録されてます。




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