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ピンク・フロイド マネー Money - Pink Floyd HD (Studio Version) [ピンクフロイド]





1970年代後半のイギリス、パンクムーブメントではボロカスに攻撃の対称になっていたバンドの1つ、ピンク・フロイドですが、デビュー時から人気の高かったイギリスと日本と違い、アメリカで高く評価されるようになるのは、こちらシングルカットされた「マネー」(Money)収録の1973年のアルバム「狂気」(The Dark Side of the Moon)が全米ビルボードチャート1位を記録してから。

特にイギリス系ヘビー・メタルファンなら痛感する所あると思いますが、必ずしも!同じロックファンでも、イギリス人と日本人とアメリカ人は音楽の「好み」は一致してない。かなり異なっていたわけで、例えば、当サイトでも紹介しております、日本とイギリスでは大人気だったイギリスのグラムロックの立役者!T・レックスは、アメリカでは「ゲット・イット・オン」以外、それほどヒットしておりませんでしたし、逆にアメリカのスージー・クアトロは本国ではそれほどブレイクしなかったわりに、日本とイギリスでは大人気だったなど、アメリカで売れたから必ずしも偉いという事もなかったように感じますね(勿論!商業的にはアメリカは巨大マーケット!アメリカで売れた事が富の象徴になるわけですが)。

まあ、本国イギリスでの人気は当然としても、日本でのピンク・フロイドの人気というのは、かなり異常であり(笑)、「原子心母」「ピンク・フロイドの道」は並みいる!歌謡芸能の世界の巨匠達の中で、オリコンチャートトップ20に食い込み、「おせっかい」はトップ10に遂に!突入。「雲の影」もトップ20入り、そして!こちら「狂気」(The Dark Side of the Moon)は、当事!国民的アイドルだった天地真理さんに次いで、オリコン2位を獲得してるわけで、この後の1975年の「炎~あなたがここにいてほしい」はオリコン4位(英米共に1位)、1977年の「アニマルズ」もオリコン3位。1970年代中期のピンク・フロイドは日本でもバカ売れしてたわけでございます。

何故?難解と言われるプログレのピンク・フロイドが、これほど当事、日本で売れたのか?当サイト運営者は今も謎で(笑)、きっと何か?日本人の琴線に触れるソレがあったのでしょうね。

まあ、日本に限らずこのアルバムが大ヒットしたアメリカでも、ビルボード・チャートの200位以内に15年間(741週)に渡ってランクインし続けるという記録を打ち立てており、効果音を巧みにつかい1枚のトータルアルバムに仕上げた(デジタル時代の前の、アナログテープ作業なのが凄い!)プロデュースのアラン・パーソンズと共に、名を連ねているクリス・トーマスは、この翌年、日本のサディスティック・ミカ・バンドの「黒船」を手がけているのも、日本人には興味深い所だと思われます。






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