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クラフトワーク アウトバーン Kraftwerk Autobahn full [クラフトワーク]





リアルタイム1970年代後半、未曾有の大不況にあえぐイギリスと違い、高度成長から後にバブルと言われる時代に一直線だった日本では、パンクムーブメントは起きていなかった。日本でパンクらしいムーブメントが起きるのはバンドブームの80年代のもっと後の事で、タイムラグがあると当サイトで幾度となく紹介しておりますが、パンク同様、テクノも1980年代の幕開け前、同じように音楽評論家やレコード会社に強くプッシュされていて、パンクと違うテクノは非常に!ウケておりましたし、受け入れられておりました(日本のYMOの影響大!)。

イギリスと違い日本は景気が良かったですし、又、カシオやヤマハ等のメーカーが、楽器が出来なくても譜面が読めなくても「貴方の!感性次第で!」、コンピューター、シンセサイザーが貴方の素晴らしい音楽性を引き出す、お手伝いをいたしますと、如何にも自分はりこう者、楽器は苦手だけど「感性は鋭い!センスは良い」と思い上がってないと自分がもたない「お調子者と怠け者」が飛びつくようなキャッチコピーが見事に!あたり!安価なシンセサイザーから高額なソレまで!出始めのドラムマシン、それに繋げる高額なエフェクター迄!バカ売れしたのも、テクノが流行った後押しになっていたと記憶しております。

まあ、結局、メーカーのキャチコピーは嘘ですので(笑)、楽器の出来る人間の補助作業、良きパートナーにコンピューターもシンセサイザーもドラムマシンもなる、テクノは時代の変革だったのは間違いありませんが、たいていの「お調子者と怠け者」は扱えきれず、すぐ「お部屋のインテリア」(和製ふぉーくブームの頃のアコースティックギターも同じ)から「夢の島」行きに、これらハイテク機材はなってしまったわけで、そう簡単に坂本龍一氏や細野晴臣氏にはなれないと、「お調子者と怠け者」が諦めたので、テクノブームも案外、短命でしたが、パンクと違いそれは!それは!テクノは大流行りいたしました(テクノカット等ファッション含め)。



で、こちらはテクノの元祖!クラフトワークは1970年にドイツで結成されたグループで、1970年と言えば当時大盛況だった!イギリス、アメリカのロック文化に、ファッション含め安易に染まる事を良しとしなかったクラウトロック(ジャーマン・ロック)の1グループ。非常に初期の段階から実験的な音楽を創作してたわけで、思考はプログレに近かったのではないか?と、当サイト運営者は思っております。

電子音楽、電子楽器というのはポップシーンでもロックシーンでも使用されておりましたが、クラフトワークが1974年発表した4枚目のアルバム「アウトバーン」(Autobahn)は、それまでにないその後のテクノブームの典型ともいえるサウンドを提供。イギリス、アメリカを中心に注目され、後の日本のYMOにも多大な影響を与える程、日本でも注目されるようになりました。

ちなみにアウトバーンは、戦前のナチス党のアドルフ・ヒットラーが休日には低所得者層が自動車に乗ってピクニックに出られる暮らしが必要であると唱えた、ヒットラーナチスドイツの経済政策で出来た道路です。






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