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エリック・クラプトン コカイン ERIC CLAPTON = COCAINE [エリッククラプトン クリーム]





ライブでもお馴染みのナンバーですが、ライブより、より!ゆったりしたオリジナルレコーディングヴァージョン。1977年、アメリカではビルボード最高位2位まであがる大ヒットアルバムになった「スローハンド」(Slowhand)のA面1曲目を飾った「コカイン」(Cocaine)。

クリーム解散、ブラインドフェイス空中分解後、ソロアルバム、デレク&ドミノス時代から、やたらとアメリカ指向だったエリック・クラプトンでしたが、こちら「スローハンド」(Slowhand)制作1年前のアルバム「ノー・リーズン・トゥ・クライ」(No Reason To Cry)で、ボブ・デュランと憧れのザ・バンドとの競演も果たしたのが転機になったのか?、、、

ロンドン公演以外、長期なイギリスツアーはデレク&ドミノス以来6年も行っていなかった、ライブ活動の中心はアメリカツアーだったエリック・クラプトンが、長期イギリスツアーを地元イギリス人にも暖かく迎えられ成功したので、気を良くしたのでしょうか?(笑)、、、ずーっと本国イギリスに滞在し制作した久々のメイドインブリティッシュが、こちら「スローハンド」(Slowhand)。

プロデュースもイギリス人のグリン・ジョンズ。このグリン・ジョンズは、かの!ザ・ビートルズが「レット・イット・ビー」として発表する前、アルバム名は「ゲットバッグ」だった筈の編集を手がけた人(ザ・ビートルズ側にボツにされますが)なので、ザ・ビートルズファンならお馴染みだと思われますし、レッド・ツエッペリンの1枚目、初期、イーグルスのアルバムも手がけてる有名な方でございます。

レコーディングメンバーは、1974年の「461オーシャンブールバード」以来のつきあいのメンバー。気心もしれ何枚もアルバムを作りライブもこないしてきたので、エリック曰くそれがかえって「集中力に欠ける」演奏に陥りがちだった、グリン・ジョンズに言わせるとバンドリーダーのエリックが一番、集中力がなかったそうな(笑)、されどやる時はやる!エリック・クラプトンという事で、1ヶ月ぐらいでレコーディングは完了したそう。

グリン・ジョンズの問題は、エリック・クラプトンがこのアルバムは、日本でも人気の高いパティの事を歌ったオリジナル曲「ワンダフル・トゥナイト」をメインに、あとはブルースや他のカヴァー曲でいいぐらいの気持ちで、オリジナル曲をあまり用意してなかった事にあったようで、こちら「コカイン」も、JJ・ケイルのカヴァー曲。

「461オーシャンブールバード」のレコーディング時も、メンバーのジョージ・テリーに教えられるまで!エリックは自信初の!全米ナンバー1ヒットになったカヴァー曲、「アイ・ショット・ザ・シェリフ」もボブ・マーリーも知らなかったそうですから、結局、こちらもエリックの代表曲になる「コカイン」(Cocaine)のカヴァー同様、バンドやシンガーが力を入れた!全曲オリジナルで固めたアルバム、時間と金をかけた本人達、本人が納得するアルバムが悲しいかな商業的には大敗北という事も、よくある話し。

音楽の世界というのは、つくずく水商売だな〜と思う次第、、、。







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