< レディ Beck, Bogert & Appice "Lady" ジェフ・ベック:70's Rockを称えるブログ:So-netブログ

レディ Beck, Bogert & Appice "Lady" ジェフ・ベック [ジェフ・ベック]





商業的に大成功し、世界最強のロックバンドの名を欲しいままにしていたレッド・ツエッペリンに対抗しうる、最強のバンドをジェフ・ベックが作ったと、リアルタイム当時、ロックキッズ、ギターキッズ達の胸踊ったのが、こちらジェフ・ベックとヴァニラ・ファッジのリズム隊、カーマイン・アピスとテイム・ボガードと結成した、如何にも!当時の「スーパーバンド」的な各人の名前をもじったグループ名の、ベックボガード&アピス(以下BB&A)。

時は、ゴールデンタイムで放映していた人気の「日本プロレス」分裂。「馬場と猪木、本気で戦ったらどっちが強い」、誰より誰の方が本当は強い上だ。未だみぬ大物レスラー。当時のロックキッズ、ギターキッズは、プロレス雑誌「ゴング」と同じような価値観で(笑)、ロック最強列伝、オールスターチームの「スーパーバンド」を語っているのが楽しかったわけです(日本だけではなく、スーパーバンドは世界的な風潮でしたが)。

BB&Aは、そんな少年達のポエムとメルヘンを叶えてくれそうなグループだったわけで、当初の予定通り、BB&Aにボーカルのロッド・スチュワートか?ポール・ロジャースが加わっていたら、更にそれは膨らんでいた事でしょう!。



結局、BB&Aはスティーヴィー・ワンダーやカーチス・メイフィールドといった、当時のニューソウルの旗頭だったブラックミュージックのカヴァー含むオリジナルアルバム1枚。ライブアルバム1枚残し(ここでもモータウンの、GSファンにはザ・ゴールデンカップスでお馴染み「ショットガン」を披露してます)自然消滅。

最強伝説、「打倒!レッド・ツエッペリン」はならなかったわけであります(笑)、、、。

リアルタイム当時は、やはりロッド・スチュワート、ポール・ロジャースの招聘に失敗したので、カリスマ的なボーカリスト不在がBB&Aの消滅、解散の原因ではないかと、その後のジェフのギターインスト路線もあり伝わっておりましたが、昨今、資料、情報が出回っているソレによると、テイム・ボガードのベースプレイがジェフは気にいらなかったようで、テイム・ボガードとジェフが揉めたのが直接の自然消滅、解散の原因だったようですね。

思うに当時のジェフ・ベックのレコード会社や版権絡みのマネジメント契約というのは、どうなっていたのか?、、、まるでアマチュアバンドのような「気まぐれ」でジェフは、第二期ジェフベックグループやBB&Aを作っては壊しをやってたわけで、当時は既にロックビジネスは巨大産業でしたし、ジェフは既に世界で「その人あり」と当時から言われていたスーパーギタリストだったわりに、ジェフの「気まぐれ」によって起きた、ありがちな契約違反の莫大な損害賠償をジェフが支払ったという話しも聞きませんので、このへんが当サイト運営者は実に不思議であります。

まあ、それでもこちら!ジェフ・ベックがその後、演奏する事もない、当時の日本のロックキッズ、ギターキッズには衝撃だったBB&Aの「レディ」(Lady)。あの時あの3人でなければ出せなかった魔法。当時のロックキッズ、ギターキッズが「スーパーバンド」にポエムとメルヘンを夢見たソレが叶ってる1曲と思いますので、アップいたしました。今尚!色あせない!名曲だと思います。


コメント(0) 
共通テーマ:音楽

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。