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ムーンチャイルド King Crimson - Moonchild/The Dream/The Illusion [キングクリムゾン]





キングクリムゾンの衝撃のデビューアルバム!「クリムゾン・キングの宮殿」(In The Court Of The Crimson King)の中で、シングルカットされポップチャートをあがったとかそういう曲ではないのですが、とても当時から人気の高かった「ムーンチャイルド」(Moonchild including The Dream and The Illusion)。

高額なオーディオの前で、ジャズやクラシックを聴くがごとくの、それは「儀式」であった、ニューロックの正しい聴き方に最も似合った!アルバムが、こちら「クリムゾン・キングの宮殿」ではなかったかな?な〜んて思ったりしております。

今の若い人は、こうして全編聴いてると、かったるく感じるかもしれませんが、高額なオーディオの前でかしこまって、芸術作品を!ありがたーく聴く「儀式」であった、その芸術作品がプログレでありニューロックだったのであります。



ファンの方ならご承知の通り、こちらキングクリムゾンもメンバー交代の多いバンドで、ボーカル&ベースのグレッグ・レイクはセカンドアルバム「ポセイドンのめざめ」(In The Wake Of Poseidon)後、脱退、所謂スーパーグループの1つだった、エマーソンレイク&パーマ(EL&P)に参加。80年代の「ベストヒットUSA」世代の方なら、「エイジア」のメンバーとしてご承知でしょう。

本アルバムで作曲面、演奏と多大な活躍をした、こちらも「ベストヒットUSA」世代にはフォリナーのメンバーとしてご存知の方も多いかと思われる、キーボード&サックス等のイアン・マクドナルドとドラマーのマイケル・ジャイルズが本アルバム発表後のツアー中に早くもギターのロバート・フィリップと衝突、脱退。オリジナルキングクリムゾンは、僅か1作にして終焉しています。

その後の諸々のメンバーチェンジとその、やっている音楽に根強いプログレフュージョン、ジャズロックファンがついているキングクリムゾンですが、もし!ロバート・フィリップが脱退して、イアン・マクドナルドやグレッグ・レイクがキングクリムゾンに残っていたら、案外、キングクリムゾンはエイジアやフォリナーのようなバンドになってたかも知れないですね。神のみぞ知るの「たられば」のヨタ話しですが、、、。




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