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ハッピー ザ・ローリングストーンズ/The Rolling Stones - Happy (live) [ローリングストーンズ]




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パフォーマーの「動」のミックとキースに対し、この「静」のミック・テイラーのストーンズ。今では考えられないソレですが、ミック・テイラーのように静かに動かずギターを弾いてる方が、少なくとも日本では「カッコイイ」「上手い」と言われていた所があって、あまりライブパフォーマンスというのが、当時のニューロックファンはジャズファンに近いソレがあり、また、ジャズもブルースもニューロックも平行し好んでいた所もあって、今で言うロックバー、当時の「ロック喫茶」も騒いではいけない大きな声で話してもいけない、名曲喫茶(クラシックを聴きながらお茶を飲む所)のごとく厳かに!曲を聴かなければいけない雰囲気もあって、ロックバンドなのに(笑)「動」ライブパフォーマンスが評価される時代、重要視される空気ではなかったような記憶があります。

というより当時、エリック・クラプトンと同じブルース・ブレイカーズ出身でクラプトンばりのウーマントーンの流れるようなフレーズを得意としていたミック・テイラーの方が、ルックスも日本人好みの可愛い顔もしていた事もあり、何より当時の「エリック・クラプトン」というブランド力は、今の若い人には想像もつかないほどの、水戸黄門の「葵の御紋」ぐらいの威力があったので、その!エリック・クラプトンの後釜でブルースブレイカーズのリードギターを弾いていたミック・テイラーの経歴は、「葵の御紋」の松平家直結(笑)、「えーい!控えおろう」というソレだったわけで、日本人はこの「葵の御紋」に極めて弱い民族性なので(笑)、ジャズの世界でも「バークリー」音楽大学出身とか、あの有名な誰々の直弟子という「葵の御紋」を出されると、(あんまり面白くねーけどな)と内心思っても、それは言えなくなる人が、けっこういたりするのと同じだと思えば良いでしょう。

勿論!ミック・テイラーは素晴らしいギタリストであります!


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又、それ以前のGSブームの頃は、こちらも美形のブライアン・ジョーンズの方がキースより人気が高かった、というか、あまりキースを評価していた印象がなかったのですが、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の主演、ジョニーデップは、主人公のジャック・スパロウ船長はキースをイメージして演じた、と公言しているこのキースの「灰汁の強い」ルックスは、当時の日本人の好みではなかったのかも知れないですね。

本当にいつ頃なのでしょう?キースが実は、この「ハッピー」Happyや「ブラウンシュガー」「ホンキートンクウーマン」等の、これぞ!ロックギター!、イントロのリズムギターでその楽曲の魅力が決まってしまうような、そんなコードリフやバンドをグルーヴさせるリズムギターを弾く「すげー奴なんだ」と、日本でなったのは?。

個人的には未だ「ギターマガジン」が創刊される以前の70年代後半に、「ヤングギター」の奏法解説等で、実はリズムギターというのはバンドアンサンブルにおいて極めて重要、それもギターバンドでのリズムギターはその楽曲をグルーヴさせる為の肝、正に!R&R、ロックそのものであると、まあ、キースよりは以前より評価されておりましたが、ザ・ビートルズのジョン・レノンのリズムギターは実は凄かったんだ同様、リズムギタリスト再評価の空気になってきてから、そして80年代になって「スタートミーアップ」の強烈に!インパクトのあるコードリフの一発で、「やっぱりキースは凄いんだ!あれもこれも、キースありきの曲だったんだ」と再評価されるようになったり、まあ、やや日本では遅れてブレイクしたパンクムーブメントの次世代の若者達に、このキースの「灰汁の強い」ルックスが好まれたからではないか?と記憶しておりますが、間違ってたら申し訳ありません。

思えばキース・リチャーズは60年代から、ずーっと!ザ・ローリングストーンズの楽曲をミック・ジャガーと手がけていたのに、そのヒット曲の殆どのギターリフもキースが弾いていたのに、GSブームの時代はブライアン、その後はミック・テイラーの方が人気があったというのは、キースに日本人は悪い事をしたなと(笑)、今更ながら思ったりいたします。

エリック・クラプトン登場以前迄、1ギタリストがそれほどバンド全体としてや、シンガーはともかく、ギタリストが注目される時代の空気でもなかったし(ザ・ヴェンチャーズは別ですが)、クラプトン登場以降は、称賛は「リードギター至上主義」の傾向がなきにしも非ずでしたので、やはりブライアンの後釜のミック・テイラーのリードギターテクニックを皆、語るのが「当たり前」だったわけで、いや勿論!いたのでしょう、コアなキースマニアも。でも、80年以降から今の今迄のような大きな称賛、絶賛は当時、キースは受けてなかったように私は記憶しております。まあ、基本的には70年代は和製ふぉーくブームの時代でしたし。

うーん、しかし!

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