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ザ・ランナウェイズ チェリー・ボム The Runaways - Cherry Bomb [ランナウェイズ]
「なーにがチェリーボムだか。ロックなめんな」。なんて若き青二才の頃はほざきつつ、チェリー・カーリーのこの!衣装とフェイスに、実はどきどきしていたバカは私です(笑)。
私事はさておいても(笑)、チェリー・カーリーの顔は、日本人好みだったのではないか?と思うわけで、それほどこのランナウェイズ、1977年当時の日本での爆発的人気ぶりは凄かったわけで、当時の日本におけるレコード売上げでアバ、キッス、レッド・ツェッペリンと肩を並べるセールスを誇ってた人気者。
1976年、デビュー・アルバムThe Runaways (邦題「悩殺爆弾~禁断のロックンロール・クイーン」)をリリース、A面1曲目がこちら「チェリーボム」Cherry Bombだったわけですが、このアルバムはアメリカではビルボード最高位194位ですから、如何に!日本で突出した、爆発した人気バンドだったか、わかると思います。
勿論、チェリー・カーリーのこの!コルセットとガーターベルトの衣装が、もの凄い!話題だったわけですが、案外、実際のカーリーも他のメンバーも、アメリカの可愛い女のコ達であり(こっちがオッサン、初老になったからではなく、当時、若者だった頃の感想です。笑)、これが!又、人気に拍車をかけたのではないか?と思いますね。当時、有名どころでは日本で女のコだけのロックバンドなんて存在してなかったので、若い女のコ達にも多分、カッコよく映ったのではないでしょうか?(また、可愛くも)、女のコにも人気のあるバンド、シンガー、曲でしたから。
とはいえ!天下のアメリカ合衆国のショービジネスで、レコード会社と契約してデビューしてるわけですから、当時のライブ演奏映像&音源、ちゃんとしてますね。1977年夏来日、日本で大ブームを起こしたこの時シェリー・カーリー未だ17才。他のメンバーもティーンエイジャーじゃなかったでしょうか?(間違ってたらご免なさい)。そう思うと若いのにご立派な演奏ですね。カッコイイです。
多分、日本ではシェリー・カーリーの次に人気者だったと記憶しております、女性ドラマーのパイオニア、ロックミュージック界で広範囲に及ぶ人気と批評家からの称賛を勝ち取った初の女性ドラマー。プロのミュージシャンになりたいという野心と、メンバー全員が女のコのロックバンドを作るという着想を持ちバンド誕生に尽力したサンディ・ウェストは、2005年、肺癌と診断され、後に脳腫瘍へと進行。2006年、享年47歳。お亡くなりになってます。
若き日の日本でのライブでの熱狂、TV、雑誌とひっぱりだこの人気者、大歓迎だった時が良い想い出になっていてくれていたなら、幸いでございます。御冥福をお祈りいたします。


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