悲しきサルタン ダイアーストレイツ Dire Straits - Sultans Of Swing (Live) [ダイアーストレイツ]
全米2位、全英8位。1978年、Dire Straitsのファースト・アルバム『悲しきサルタン』(Dire Straits) のタイトル曲。
最初、ラジオか?喫茶店の有線放送で聴いたか?どっちかだったと思いますが、ダイアー・ストレイツというバンドも知らないので、(これ?誰の曲だろ?すげーカッコイイな〜、歌いかたからボブ・デュランの新譜なのかな?)と、蒼き管理人は真剣に思いましたが(笑)、それぐらい「古くさい」と言うと言葉悪いですが、日本ではヘビーメタルブーム前夜、フュージョンブーム前夜、テクノブーム前夜、このダイアー・ストレイツの「悲しきサルタン」、懐かしいというか何というか、非常にインパクトある楽曲だった記憶がございます。
ダイアーストレイツは、この大ヒットまで、音楽で生計を立てていたのはセッションマンのピック・ウィザース(Dr)のみで、マーク・ノップラー(Vo&G)は成人教育カレッジの講師、デヴィッド・ノップラー(G)は民生委員、ジョン・イルズリー(B)は大学に通う傍ら銀行に勤めて収入を得て、それをそっくり音楽活動に注ぎ込んでいたとの事。皆様、苦労人でございます。
ダイアー・ストレイツのリーダー、ギタリスト、楽曲の要のマーク・ノップラー、今ではやってる方多いですが、この独特のフィンガーピッキング、当時では珍しく、マーク・ノップラーはこの後、色々な高名なミュージッシャンとの仕事、セッションやレコーディング等で、ミュージシャンズミュージシャンとして名を馳せるのですが、この曲の頃は、まだ彼のフィンガーピッキング、ギターテクニックは、あまり語れる事も日本ではなかったと記憶しております。マーク・ノップラーがギタリストとして注目されるように日本でもなるのは、80年以降だったと思います。