Carlos Santana & Mahavishnu John McLaughlin-A Love Supreme [サンタナ]
1973年発表の、人気絶頂!商業的にも大成功を収めていたカルロス・サンタナが、英国ロンドンでのスタジオミュージシャンを経由しアメリカに渡り、マイルス・デイビスのアルバム「ビッチェズ・ブリュー」Bitches Brew参加等の後、マイルスの薦めで結成したそうな、マハヴィシュヌ・オーケストラのジョン・マクラフリンとレコーディングしたアルバム「魂の兄弟たち」Love Devotion Surrenderの、冒頭一曲目。ジョン・コルトレーンの名作「至上の愛」A Love Suprem。
マハヴィシュヌ・オーケストラのこの時のメンバーはビリー・コブハム、この後、ジェフ・ベックと仕事をするヤン・ハマー等、凄腕のメンバーで、カルロス・サンタナはこのあたりから、76年の日本でも大ヒットした「哀愁のヨーロッパ」収録アルバム、「アミーゴ」Amigos迄,大衆受けのよい「ラテンロックの王者」的な活動をしておらず、後にフュージョンと言われるメンバー達と仕事をしていたのですが、このへんのアルバム、それ以前と違い商業的にはけっして成功していたとは言えず、レコード会社の契約の関係なのでしょうか?、「アミーゴ」Amigosでラテンロックの王者に復活するわけですが、70〜72年と商業的に大成功したカルロス・サンタナがその後、当時、何を考え目指していたのか?、実はこのへんの「フュージョンアルバム」を聴くと、わかるような気がして面白いんです。